童話タロット・愛されたい

もっとあの人に愛されるためには、どうすればいいか。長靴をはいた猫くんが語ります。

にゃあお。お元気でしたか、ご主人さま？　私は最初の主人である粉屋の坊ちゃんをお姫さまと結婚させました。私が仕組んだ出会いを、お姫さまは運命の出会いだと思い込んだのです。演出された出会いがなければ、お姫さまが坊ちゃんに恋することはなかったでしょう。

夢のないことを言って申し訳ないのですが、愛されるためには演出という名の策略も必要です。ご主人さまも偶然のように見せかけて、あの人と何度も会ってみませんか？　「こんなに偶然が続くのは運命かも」と思って、ご主人さまに対するあの人の気持ちが燃え上がるかもしれませんにゃ。

【最重要】自分を知るだけで人生は確実に好転する！

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